●省エネルギー基準の基準値と判定 |
設定された都道府県と市町村から、省エネルギー基準の地域を判定し、その地域と基準値を表示します。外皮平均熱貫流率などの計算結果とその地域の基準値から、基準をクリアしているかを判定します。
基準をクリアしない場合、計算結果は赤い文字で表示されます。
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●計算書 |
エネカルでは計算結果だけではなく、詳細な計算過程も表示することができます。
計算書は画面だけでなく、印刷したり、クリップボードにコピーしたりできます。
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面積の計算書も表示することができます。
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●分析 |
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外皮平均熱貫流率(UA値)などの計算結果が基準値をクリアしない場合、結果だけからでは何が原因なのかわかりません。
分析機能を使用しますと、断熱仕様的に不足している部位を表示したり、どのくらいの断熱性能にしたらよいのかなどを表示したりします。この機能を使用しますと、効率的に弱点を補いことができます。また、どの部位からどのくらい熱が逃げているのかを判断できる部位熱損失割合グラフ、面積の割合を表示するグラフ機能も表示します。
外皮平均熱貫流率や平均日射熱取得率計算では、窓の影響が大きくなりますが、どの窓の熱損失量や日射熱取得量が大きいのかを表示するリスト機能もあります。
分析機能は、スタンダード版、プロ版の機能です。
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●様々な断熱仕様を簡単に試すことができる材料置換機能 |
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外皮平均熱貫流率の基準をクリアできなかった場合、断熱材の厚さを変更したり、断熱材の種類を変更したりするなどして対応します。しかし、各部位の設定を一つ一つ変更するのは手間がかかります。
エネカルには材料の置換機能があり、断熱材の厚さや種類などを一度に変更することができます。
置換機能を使用しますと、様々な断熱仕様を試すことが簡単にできます。
置換機能は、スタンダード版、プロ版の機能です。
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●年間暖冷房負荷・暖冷房費計算 |
計算画面 |
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暖冷房の設定画面 |
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エネカルは、年間暖冷房負荷、暖冷房費を計算することができます。
設定された内容と気象データを使い、1時間ごとに負荷計算を行います。気象データは全国約840カ所を収録しています。
気象データを使用して計算するため、省エネルギー基準計算よりも、より実際に近い省エネルギー性能を判断することができます。負荷計算は、住宅の気密性能や冷房期の通風も考慮できます。
暖冷房の設備はあらかじめ登録されていますが、登録されている設備のデータを編集したり、新たに追加したりすることもできます。
年間暖冷房負荷・暖冷房費計算機能は、プロ版の機能です。
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●暖冷房によるCO2排出量計算 |
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エネカルは、暖冷房によるCO2排出量を計算することができます。
年間暖冷房負荷・暖冷房費計算機能は、プロ版の機能です。
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