コーナー札幌 - エネカル

入力
 
●簡単で短時間に入力
 エネカルの最大の特長は、簡単で短時間に入力できることです。
 たとえば、外皮平均熱貫流率(UA値)などを計算するためには、事前の面積計算が必要ですが、面積の設定は値だけでなく式でも入力できますので、面積計算を省略できます。
 また、外壁と窓・ドアはリンクされますので、外壁の実面積(外壁から開口部を引いた面積)は自動で計算されます。自動で計算されるため、窓の大きさや設置方位の変更など、設計変更にも簡単に対応できます。
 部位の設定は、他と面積や方位など一部だけ異なることが多くありますが、この場合は複製機能で楽に入力できます。
●主な入力項目
 入力項目は部位によって異なりますが、主な入力項目は以下の通りです。
  • 名称
  • 面積
  • 材料
  • 厚さ
  • 方位
  • 隣接空間
 窓・ドアや土間床・基礎断熱は、他の部位とは入力項目が異なります。
 
基本的な入力方法
入力画面    基本的な入力の手順は以下の通りです。
 1. 部位を追加する
 2. 部位を設定する

 部位には、外壁・窓・ドア・天井・屋根・床・土間床・基礎断熱があります。
 部位を追加しますと、その部位の入力画面を表示します。この入力画面で、各部位の面積や材料、方位などを設定します。入力画面は部位によって異なります。

 エネカルでは、工法や戸建形式を選択しますと、それに適した入力画面に切り替わります。そのため、不要な入力項目は表示されず、わかりやすくなっています。たとえば、戸建形式で一戸建てを選択すると、共同住宅のみに必要な項目は表示されません。また、木造住宅とRC造とS造で、部位の入力項目が変わります。
 
●面積は式でも入力できます
面積入力画面  外壁などの面積は、数値だけでなく、式で設定することができます。そのため、事前の面積計算は不要になります。
 寸法で入力しますので、設計変更があっても対応しやすくなります。
 また、面積計算書も自動で作成することができます。
 
●外壁の実面積は自動で計算されます
外壁と窓をリンクした画面  窓・ドアは外壁にリンクされます。
 外壁は、窓・ドアの面積を引いた実際の面積で計算しなければなりません。エネカルではリンクすることで、この実面積計算を自動化します。
 実面積は自動で計算されますので、窓の寸法を変更しても、外壁などの面積を再計算する必要はありません。
 
●部位は複製できます
部位の複製  同じような部位を入力する場合は、複製機能を利用しますと、簡単に設定できます。
 特に窓は寸法や方位のみ異なることが多いので、複製機能を利用することで、短時間に入力することができます。
 
●窓・ドアはドラグ&ドロップで移動できます
部位のドラグ&ドロップ  すでに設定されている窓・ドアは、他の外壁にドラグ&ドロップで移動することができます。
 たとえば、南壁の窓を西壁に変更する場合は、南壁の窓を西壁にドラグ&ドロップするだけで対応できます。
 
●主な材料はあらかじめ登録されています
材料一覧画面  断熱材などの材料はあらかじめ登録されています。これらから選択することで、断熱材などを設定することができます。
 材料は断熱材だけでなく、住宅に関する様々な材料が登録されています。空気層や中空層も登録されています。

 登録されていない材料があれば、新たに追加することができますし、不要な材料があれば削除することもできます。
 
●木材熱橋を簡単に考慮できます
木材熱橋簡易入力画面  木造住宅の充填断熱などで、柱などが断熱材を貫通する場合は、それを木材熱橋として考慮しなければなりません。
 通常木材熱橋の設定は複雑になりますが、エネカルではこれを簡易に入力できる機能をご用意しています。
 「熱橋率」は構法と部位により自動で設定されます。必要があれば、熱橋率は変更することができます。
 
●複雑な材料の組み合わせにも対応します
材料構成画面  木材熱橋は簡易入力だけでなく、詳細な入力もできる材料構成機能があります。
 材料構成機能を使用しますと、断熱材だけでなく、合板や内装材などの層構造も考慮することができます。
 材料構成機能は、複数の材料の組み合わせを、あたかも一つの材料のように扱うことができます。
 材料構成はエネカルに登録できますので、一度登録してしまえば、次回からはその材料構成を選択するだけですみます。
 
●住宅入力画面例   ●外壁入力画面例
住宅入力画面例 外壁入力画面
 
●窓入力画面例   土間床・基礎断熱入力画面
窓入力画面   土間床・基礎断熱入力画面
 
●簡易入力機能
簡易入力機能 平面図簡易入力機能 断熱方法   通常外壁・天井・床などを個別に入力します。
簡易入力機能を使用しますと、住宅の概要と寸法などを設定することで、これらの部位を自動で生成することができます。
簡易入力機能を使用することで、各部位の入力の手間を省くことができます。
 
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