省エネ判断
機能詳細
ここでは、「省エネ判断」の機能ついてご説明いたします。
「省エネ判断」は、基本的には「熱損失係数(Q値)」「夏期日射取得係数(μ値)」「熱抵抗値」「熱貫流率(K値)」を計算するためのソフトですが、その他にも様々な機能があります。
また、できるだけ入力の手間を省くための様々な工夫がされていたり、いろいろな方面から温熱環境を検討できるような機能をご用意しております。
主な計算機能 | |
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その他の計算機能 | |
地域の自動判断
都道府県と市町村名を選択するだけで、次世代省エネ基準や住宅性能表示制度の1〜6地域を自動判断。補正基準計算 次世代省エネ基準や住宅性能表示制度の場合、パッシブソーラー住宅や小規模住宅などには、通常の基準値よりも有利な補正基準を適用することができます。補正基準を適用するためには計算が必要ですが、「省エネ判断」ではこの計算を簡単な入力で考慮することができます。庇効果計算 「省エネ判断」には、庇の効果を窓に当たる日当たり面積率(一日間・一年間)で判断できる機能があり、この機能を使用することで、夏に日射を遮蔽し、冬に日射を取り入れるのにもっとも効果的な「庇」の大きさを判断することができます。窓面積率計算 窓面積が大きいと開放的になり通風や冬の日射取得に有利になりますが、窓は断熱材よりも断熱性能が低いため熱損失が大きくなりますし、夏の日射取得は冷房費の増大の原因になります。そのため適切な窓面積率を計算することで、適切な窓面積であるかを判断することができます。各部位の熱損失割合計算 効果的に断熱性能を高めるためには、熱損失が多い部位を把握することが効果的です。例えば、窓からの熱損失が大きい住宅で、いくら断熱材を厚くしてもあまり効果が上がりません。住宅の中でどの部位の熱損失が多いのかを確認することで、より効果的な断熱計画を立てることができます。 |
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考慮可能な項目 | |
内断熱、外断熱、内断熱・外断熱の複合断熱などの断熱工法
内断熱では断熱材を貫通する柱などは、木材熱橋として断熱材と分けて計算しなければなりません。また、外断熱では断熱材を貫通する部位などがなければ、熱橋を考慮する必要がなくなります。「省エネ判断」では、様々な条件での入力が可能なように、材料が違う部位を分けて入力することも可能ですし、内断熱時の柱などの木材熱橋を面積比で入力することも可能です。木材・金属熱橋 次世代省エネ基準などでは、木材熱橋や金属熱橋がある住宅では、必ずこれらを考慮しなければいけません。熱橋は、おおよそ工法によって決まってきます。層に重なった部位 住宅の部位は、通常複数の層になっています。例えば、石膏ボード+合板+断熱材、などです。木部や畳などある程度断熱性能がある材料は、それらを考慮することで、断熱性能をより有利に計算することができます。熱交換型換気システム 次世代省エネ基準などでは、熱交換型の換気システムを使用する場合には、換気による熱損失量を少なく計算することができます。どんなに高気密住宅であっても、最低必要換気量として2時間に1回は住宅内の空気を入れ換える必要があるため、換気回数は「0.5回/h」として、換気による熱損失量を計算します。熱交換型の換気システムを使用している場合は、熱回収される分を考慮することができ、計算により換気回数を0.5回/hよりも小さな数値にすることができます。冬期に積極的に日射を取り入れることができる住宅 冬期に日射を積極的に取り入れるように設計され、住宅内にある程度の熱容量がある住宅では、次世代省エネ基準などでは補正基準を適用することができ、より有利に基準をクリアすることができます。外気側通気層 住宅に外気側通気層を採用している場合、次世代省エネ基準などでは外気側熱伝達抵抗を有利に計算することができます。窓の断熱戸 冬期の夜などに窓からの熱損失を少なくする目的で、断熱戸や断熱カーテンなどを設置する場合があります。次世代省エネ基準などでは、断熱戸などを設置する場合、窓からの熱損失を少なく計算することができます。様々な床(断熱方法・構造別) 次世代省エネ基準などでは、床からの熱損失量は、断熱方法の違いや場所などによって、それぞれ計算方法が異なります。例えば、床断熱、基礎断熱、張り出し床(住宅内組込車庫天井部分など)、土間床、外気に通じない床などです。 |
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