熱貫流率・熱抵抗値との違い
熱貫流率・熱抵抗値は計算が簡単 |
熱貫流率や熱抵抗値は、熱損失係数の計算と比較すると、計算が単純で計算量も少なく、計算がしやすくなっています。面積や気積も計算には必要ありませんので、断熱材の種類と厚さがわかれば、計算が可能です。 |
熱貫流率・熱抵抗値は面積を考慮できない |
熱貫流率や熱抵抗値は、使用している材料そのもの、または材料構成の断熱性能を判断することができます。ただし、面積が考慮されていないため、実際の住宅の省エネ性と異なる結果になる場合があります。 |
熱貫流率などの仕様基準は断熱仕様が過剰になりがち |
熱貫流率や熱抵抗値の基準値は、仕様基準といわれていて、熱損失係数のように面倒な計算をしなくても、基準の判定をすることができます。ただし、仕様基準の場合は、熱損失係数などの性能基準と比較すると安全側の基準になっています。そのため、仕様基準は性能基準よりも断熱性能が過剰になりがちです。 |
熱貫流率などの仕様基準はすべての部位の基準をクリアする必要がある |
仕様基準ではすべての部位の基準値をクリアすることが必要なため、断熱性能が弱い部位が一つでもあると基準をクリアすることができません。性能基準では断熱性能が弱い部位があっても、住宅全体でカバーできるため、基準をクリアしやすくなります。 |
戻る |
熱損失係数の特徴 | 熱損失係数から何がわかるか |
熱損失係数を計算してみましょう |
Copyright (C) 2009 Kona Sapporo Co., Ltd. All rights reserved.