省エネルギー基準


2013年(平成25年)10月に行われる省エネルギー基準の改正について

平成11年省エネルギー基準は、平成11年3月30日に建設省・通商産業省から、「住宅に係わるエネルギーの使用の合理化に関する基準」として、告示されました。


省エネルギー基準とは?
省エネ基準は、住宅に使われるエネルギーの中で、暖冷房エネルギーに関する省エネ性について示したもので、断熱・気密・日射遮蔽などの建築的な省エネ手法が中心となった基準です。
基準には大きく分けて次の二つがあります
  • 住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主の判断の基準
  • 住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する設計及び施工の指針
建築主の判断の基準
建築主の判断の基準は、一般的には性能基準といわれるもので、以下の項目があります。
設計及び施工の指針
設計および施行の指針は、一般的には仕様基準といわれるもので、以下の項目があります。
  • 躯体の設計に関する基準
    • 熱貫流率の基準
    • 断熱材の熱抵抗の基準
    • 断熱材の施工に関する基準
    • 気密層の施工に関する基準
  • 開口部の断熱性能等に関する基準
    • 熱貫流率及び夏期日射侵入率の基準
    • 建具等の基準
    • 気密性等級
    • 設計及び施工に当たって配慮すべき事項
  • 換気計画に関する基準
  • 暖冷房及び給湯の計画に関する基準
  • 通風計画に関する基準
  • 住まい方に関する情報の提供


省エネルギー基準の詳しい解説書が、「財団法人 建築・環境省エネルギー機構」から発行されています。省エネルギー基準について、詳しくお知りになりたい方は、是非この解説書をご一読ください。
省エネ判断2 熱損失係数・日射取得係数を計算できるプログラム
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平成11年省エネルギー基準の改正点


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